ライブ録音とスタジオ録音が混在した変則的な作品。当初前作フェスティバルを録音したメンバーで2枚組LPのライブアルバムを計画し録音を進めていたが、途中でバンドが崩壊したためとん挫。残りを新しいメンバーを加えたバンドでスタジオ録音し、足りない部分を穴埋めした。ライブでは「ブラック・マジック・ウーマン」や「哀愁のヨーロッパ」などおなじみの曲が収録。スタジオ録音曲にはタイトル曲の「ムーンフラワー」やゾンビーズのヒット曲「シーズ・ノット・ゼア」などが収録されている。この作品発表後、キーボードのトム・コスターがカルロス・サンタナとの確執から脱退している。