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Review of The Beatles (The White Album)

通称「ホワイト・アルバム」と呼ばれていて、イギリス盤LPには通し番号が印字されていた。日本盤にも同様な通し番号が印字。
"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"制作のストレスの反動・開放感からできたとも言われている作品。各メンバーのやりたいことを好きにやっているような作品。

ポールのドラムが炸裂する"Back in the U.S.S.R."ザ・フーのキース・ムーンも絶賛したと言われる。
"Glass Onion"では、「ウォーラスはポール」という歌詞があり、これがポール死亡説に拍車をかけた。
とっても親しみやすいメロディーにスカのリズムを取り入れた"Ob-La-Di, Ob-La-Da"。
"Continuing Story of Bungalow Bill"ではオノ・ヨーコのボーカルが聴かれる。パティ・ボイドもコーラスで参加。
"While My Guitar Gently Weeps"ではエリック・クラプトンの泣きのギターが聴かれる。クラプトンは演奏をためらったが、ジョージの強い要請で弾くことを決めたという。
"Martha My Dear"の"Martha"とはポールが飼っていたイヌの名前。
ポールの弾き語り"Blackbird"。
リンゴが初めてひとりで書いた記念すべき曲"Don't Pass Me By"。
"Julia"はジョンの実母のことを歌ったものであるが、ヨーコのことではないかとも言われている。
"Mother Nature's Son"もポールの弾き語り。
"Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey"はビートルズの曲の中で一番文字数の多いタイトル曲。
"Sexy Sadie"はマハリシ・ヨギに失望したジョンがそのことを歌ったもの。マハリシ・ヨギが弟子の女性に性的行為を迫ったとして報道さたが、それを知ったジョンは大いに失望しそれを歌にした。

ビートルズの作品で最もヘヴィーな曲"Helter Skelter"。ポールの破れんばかりのシャウトとデストーションの効いたヘビーなギターが炸裂する。ベースはジョンがプレー。イアン・ギラン等様々なミュージシャンがカバーしている。
"Revolution 1"は、ジョンが寝そべった状態で歌いボーカルを収録した。
ポールのボーカルに一部わざとノイズを入れているなど昔のサウンドを再現したかのような"Honey Pie"。
チョコレートが大好きで虫歯だらけのクラプトンからヒントを得て書かれた"Savoy Truffle"。"Savoy Truffle"とはチョコレートのメーカーだそうです。テナー・サックス4本とバリトン・サックス2本からなるホーンセクションも不思議なサウンドを醸し出している。
前衛音楽"Revolution 9"。制作にはヨーコも協力している。逆回転させると「ポールは死んだ」というセリフが聴かれると噂されている。
ジョンが書きリンゴが歌う"Good Night"。初期のテイクではジョンのピアノ弾き語りをバックにリンゴが歌っていたが、ハリウッド映画音楽のように仕上げようと豪勢なオーケストラの演奏をバックにリンゴが歌うアレンジとなった。

10/10
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Added by Koji Ishimura
12 years ago on 26 November 2011 22:48