Imaginos

当初サンディ・パールマンとＢＯＣを脱退したアルバート・ボーチャードがデモテープをＣＢＳに持ち込み制作費を得てImaginosというプロジェクトの名のもと曲作りや録音を進めていた。アルバートが時間をかけて全てのリードボーカルを録音していた。その関係もありこの作品で彼は全くドラムを叩いていない。ところが、完成した作品を聴いたＣＢＳは販売に難色を示した。ＢＯＣのメンバーを参加させＢＯＣ名義でなければ販売しない方針をとった。よってアルバートのボーカルを消去してエリック・ブルームとドナルド・ローザーがリードボーカルを吹き込みジョー・ボーチャードやアラン・レーニャも加わりＢＯＣ名義の作品となって販売された。アルバートのＢＯＣ復帰作という名目たが、アルバートと他のＢＯＣメンバーは全く接触がなかった。Club Ninjaがポップな作品であったのに比べこの作品は往年のＢＯＣの作品といえる。

10/10